東京本社のNです。Windows10への無料アップグレード期間が7/29までとのことで、社内でも駆け込みアップグレードが盛んです。
未使用のマシンにもWindows10を順次入れていますが、Windows10が非対応とされている機種にもアップグレードしましたので忘備録として残します。
今回対象のマシンは、eMachineのEL1358-N22D。社内には3台ありました。
コンパクトで見た目はまだ古さも感じないのですが、eMachineは格安ブランドとして世界中で一世を風靡(?)したものの、牛の模様(懐かしい!)の米国Gatewayに買収され、さらにGatewayが台湾のAcer社に買収され、AcerからもeMachineブランドの終了がアナウンスされました。
それもあるんでしょうが、Windows10はサポートされないようです。
スペックは、
と、開発に使うのでなければ、まだまだ使えそうです。
Windows7のデスクトップ右下のツールバーにも、ちゃんと Windows10 へのアップグレードのお誘い通知が来ていました。
この格子のアイコンをクリックします。
今は駆け込み需要でダウンロードが混むからなのか、「無償アップグレードの予約」も可能となっていますが、このままWindows10へのアップグレードを進めます。
承諾ボタンを押すとダウンロードが開始し、ダウンロードが開始します。
ここで1時間ちょっと。結局は次のような画面に行き着きました。
ふむふむ。ビデオチップが対応していないのね。
ビデオカードを増設してインストールしようとも思いましたが、Windows10のアップグレード期限まではあとわずか。
情報を集めると、インストールメディアを作成すれば互換性チェックをスキップしてインストールできるみたいです。
Microsoftのページからメディア作成ツールをダウンロード・実行し、DVDのISOファイルをダウンロード。(下記↓はいつまでリンクが有効かわかりません)
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10?wa=wsignin1.0
DVD-RにISOファイルを書き込んでインストールメディアを作成します。
作成したメディアをDVDドライブに入れると、自動的にsetup.exeが実行されます。
あとは同様にインストールするだけですが、気をつけるのは「互換性のチェック」と「重要な更新のインストール」をスキップすること。
何度か再起動後、何事もなかったかのようにWindows10のセットアップ画面までたどり着きました。
ちなみに、互換性の無いビデオチップの問題ですが、「Microsoft基本ビデオアダプター」として認識され、解像度の変更なども問題なく使用できています。
とりあえず使用にも問題は無いようです。
残りの同機種2台も同様にWindows10にアップグレードしました。
どこかで対応のビデオボードを増設するかもしれませんが、まだまだeMachineもしばらく使えそうです。