MightyCraft

Windows10非対応機種をアップグレード

東京本社のNです。Windows10への無料アップグレード期間が7/29までとのことで、社内でも駆け込みアップグレードが盛んです。

未使用のマシンにもWindows10を順次入れていますが、Windows10が非対応とされている機種にもアップグレードしましたので忘備録として残します。

今回対象のマシンは、eMachineのEL1358-N22D。社内には3台ありました。

コンパクトで見た目はまだ古さも感じないのですが、eMachineは格安ブランドとして世界中で一世を風靡(?)したものの、牛の模様(懐かしい!)の米国Gatewayに買収され、さらにGatewayが台湾のAcer社に買収され、AcerからもeMachineブランドの終了がアナウンスされました。

それもあるんでしょうが、Windows10はサポートされないようです。

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スペックは、

  • CPU AMD Athlon II X2 260 3.2GHz
  • チップセット nVIDIA nForce 430
  • メモリ DDR3-1333MHz SDRAM デュアルチャネル対応DIMM 最大4GB
  • ビデオ オンボード nVIDIA GeForce 6150SE
  • HDD SATA 500GB
  • DVD DVD±R/±RW/-RAM
  • スロット PCI Express x1×1(1)、PCI Express x16×1(1)
  • LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
  • プリインストールOS Windows 7 Home Premium SP1(32bit)

と、開発に使うのでなければ、まだまだ使えそうです。

Windows7のデスクトップ右下のツールバーにも、ちゃんと Windows10 へのアップグレードのお誘い通知が来ていました。

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この格子のアイコンをクリックします。

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今は駆け込み需要でダウンロードが混むからなのか、「無償アップグレードの予約」も可能となっていますが、このままWindows10へのアップグレードを進めます。

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承諾ボタンを押すとダウンロードが開始し、ダウンロードが開始します。

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ここで1時間ちょっと。結局は次のような画面に行き着きました。

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ふむふむ。ビデオチップが対応していないのね。

ビデオカードを増設してインストールしようとも思いましたが、Windows10のアップグレード期限まではあとわずか。

情報を集めると、インストールメディアを作成すれば互換性チェックをスキップしてインストールできるみたいです。

Microsoftのページからメディア作成ツールをダウンロード・実行し、DVDのISOファイルをダウンロード。(下記↓はいつまでリンクが有効かわかりません)

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10?wa=wsignin1.0

DVD-RにISOファイルを書き込んでインストールメディアを作成します。

作成したメディアをDVDドライブに入れると、自動的にsetup.exeが実行されます。

あとは同様にインストールするだけですが、気をつけるのは「互換性のチェック」と「重要な更新のインストール」をスキップすること。

 

 

 

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何度か再起動後、何事もなかったかのようにWindows10のセットアップ画面までたどり着きました。

ちなみに、互換性の無いビデオチップの問題ですが、「Microsoft基本ビデオアダプター」として認識され、解像度の変更なども問題なく使用できています。

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とりあえず使用にも問題は無いようです。

残りの同機種2台も同様にWindows10にアップグレードしました。

どこかで対応のビデオボードを増設するかもしれませんが、まだまだeMachineもしばらく使えそうです。